妹尾昌俊アイデアノート

妹尾昌俊アイデアノート~ステキな学校、地域、そして人たち

元気な学校づくりと地域づくりのヒントをお届けします!

さあ、みんなで家事・育児のさぼり方を考えよう!

先日、妻が幼子を抱える専業主婦の日常は本当にタイヘンという記事をシェアしていました。自分の時間がほとんどとれず、かつ授乳などのため寝るのも細切れという実状をレポートしていまして、妻曰く「うちは子ども4人(この記事は3人)だったから、もっと大変だったわ。ウツにもなるわ」とのこと。

「母の日はママに感謝」と言うけれど… ママの本当の生活、知ってますか?

いや、まあ、夫としては、確かにほんまタイヘンやって多少なりとも実感しています(授乳中子どもがいくら泣いてもぐっすり眠っていた僕はまったくエラそうなことを言うつもりはございません!)。僕の場合は、3人目と4人目の出産後にそれぞれ2、3週間だけですけど、有休とって家事・育児に集中って日が続きました。ほんと、仕事のほうがラクって思いましたもん。なぜ育児は大変かはすぐ言うことができます。

○仕事と違って大人の理屈や常識が通じない。子どもは子どもなりのもっともな理由がある。また、相手が自分に合わせようとしてくれない度合が仕事よりも育児のほうが数倍でかい。

○実家が遠い場合など、他の人と容易に分担できない。ファミリーサポートやベビーシッター、一時育児保育などはあるが、相当の値はするので、自分の手が空いていたら自前でしようということになりやすい。

○やっても双六で言うと、すぐに「スタートに戻る」って感じになってモチベーションが下がる。部屋を片付けてもすぐ散らかるし、おむつ洗い(うちは一時期、布でした)は毎日あるし。仕事のほうが前進しているって感じにはなりやすい。

などなど。まあ理由をあげても仕方がないか。

一方で、「あたしのタイヘンさを夫はわかってない」説には、ちょっと言いかえしたいこともありますよ、そりゃ仕事だってタイヘンですもん。たしかに、専業主婦でも共働きでもよいのですが、女性に育児・家事の負担が偏りがちというケースはうちに限らず多いと思いますが、夫側は夫側で仕事で余裕ないしというケースも多いでしょうね、たいてい。

しかも、考えてみれば、夫婦とはいえ、お互い1日のうちで一緒にいる時間はどのくらいかと言うと、仕事のある日は寝る時間を除くと、うちの場合、朝は1時間半、夜は2~4時間くらい、1日のうち、わずか約1/6ですから、「お互いのことはわからないことだらけ」を前提にしたほうが現実的だと思います。一緒にお店や農業をやっているならいざ知らず。なので、お互いに「相手は自分のタイヘンさ、しんどさをわかってくれない」という気持ちになりやすいのも当たり前と言えば、当たり前。

夫と妻、どっちがタイヘンかなんて、本当は問題解決上、ほとんど論点にしても仕方がないし、関係のない話なのですが、ついつい夫婦生活って、そう理屈じゃない心情的な駆け引きってのがいろいろ邪魔することは多いような気はします。

さて、分析・理屈はこのくらいにして、さあ、こんな状況で、夫も妻もそうお互い思いやったり、手伝ったりが簡単ではない中で、どうするか。
タイトルに書きましたが、家事・育児の負担を減らすためには、やはり、うまく”さぼる”ことが肝要だと思います。

しかし、グーグル先生で30、40個上位を見ただけですが、「育児 さぼり方」で検索してもほとんど情報はありません。「家事 さぼり方」もそう出てきません。最近政府の有識者委員会で「
50年後に人口1億人を維持するためには、30年までに出生率を人口維持が可能な2.07まで回復させ、その水準を維持する必要がある」との話があったそうですが、”さぼれない”または”さぼることに寛容になれない”社会のままだと、なかなか出生率アップは厳しいのではないでしょうか、と個人的には思っています。

うちとしては、この週末も妻は仕事で留守で、僕が家事・育児担当ですから、読者の皆様から絶賛アイデア募集中なのですが、少し自分の考えを提案してみますね。

①家事・育児の中に自分の好きなものを入れる。
たとえば、僕の場合は、夕ご飯は自分の食べたいものを作ります。子どもの希望は二の次、三の次。だって、子どもが少々好き嫌いしても、おなか減ってたら食べるし。まあ、うちの場合は、かなり僕の好きなものと子どもの好きなものがかぶりますが。たとえば、赤ワインでじっくり煮込んだカレーなんて子どもにはつらいけど、その場合は、カレー粉やワインを入れる前の煮ておいた具を出して子ども用にするとか、ともかく子どもの皿には牛乳をたしてマイルドにするとかで対応します。

この①のポイントは厳密には”さぼり”ではありませんが、自分の好きなことをやるという分には、あまり負担感はないし、ましてや義務感はなく進行できてよいと思います。

②子どもにやらせる。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」by山本五十六
ぶっちゃけ、家事を子どもに任せるというこの方法は、ある程度大きくないと無理ですし、教えたり管理するのもタイヘンだという弱点もあります。でも、僕の場合、料理は好きだけど、洗濯干しや風呂掃除はできればさぼりたいと思っていますので、子どもにバイト料(1回30円とか)を払ってやってもらうこともあります。また、4歳くらいから包丁を握らせてます(もちろん親が見ながらですが)。キッザニア行かなくても体験できることは多いですよ。

③友達にバイトでヘルプに来てもらう。
これは妻がよく使っていまして、お友達のみなさん、ありがとうございます。たぶんポイントは、ボランティアでも手伝ってくれる方も多いのですが、それだと続けて頼みづらかったりするので、500円とか1000円とか、気持ちを現金か物で示します。そのほうが頼みやすいのだと思います。通常のファミサポなどよりも安く済むし、お互いついでにおしゃべりとかできたりするし、うまくこういう友達が近所にいるとすごく助かる戦術です。

④プチ家出をする。
いや、逃げられないのが家事・育児の特徴なのですが、夫または妻がほんまコイツ分からずや!ってケースの場合は、強制的に体験させるのは、ちょっと乱暴ですが、効果的ではないでしょうか。たとえば、子どもはママとじゃないと寝ないと思っていたら、案外妻がいないときは、あきらめて、絵本とか読んで機嫌をとっておいたら、すぐ寝ました。また、僕の場合は休日に育児をがんばったときには、夜は妻任せにしてレイトショーに出かけます。強制的に離れられる(=相手に押し付ける)時間をつくるわけです。


なかなかこれという特効薬はない世界だと思いますが、うまく頭をつかって、あと手足を動かしてやりくりしていきたいです。

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