妹尾昌俊アイデアノート

妹尾昌俊アイデアノート~ステキな学校、地域、そして人たち

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運動会のいま、むかし

今日は子供たちの運動会でした。上から小6、4、2年生なので、ほとんど暇なく見てました。すこし曇りぎみで、暑すぎずよかったです。

やはり日ごろの家での子供の様子と全然違うがんばりが見れるのがいいですね。小学校最後になる長男は、徒競走で1位だったり、長年補欠だったのですが、アクシデントがあり今年はリレー戦に出たりで大活躍。長女は安定したダンスのうまさで安心、次女は去年よりいろいろできるようになったなあという感じでした。うちではゲームやテレビでごろごろしているだけのように見えていて、子供(自分の子以外も)すごいです。わずか1か月できびきびした踊りを覚えますしね、大人(少なくとも僕)じゃ無理じゃないかな。

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親として十二分に楽しみましたが、どうも職業柄、くせで、あれこれ考えてしまうところもあります。一番気になっていたのは組体操。内田良先生の発信などでずいぶん危ないということが広く知られるようになりました(「教育という病」という本はめちゃおススメ)。うちの小学校でも組体操(小6)はありましたが、かなり安全サイドに見たものでした(扇型やウェーブが主体で、ピラミッドは4段でした)。

今も昔も同じですが、徒競走などの個人種目とは異なり、団体種目はかなりきびきびしています。よく多感な子供たちがうまく順応しているなあと、半ば感心、半ば順応するのが苦手な子は大変だろうなと思いました。学校行事って、ちょっと軍隊訓練的なにおいを感じるものもまだ残っているような気もします。

そこで、ちょっと気になって、運動会の歴史を見てみると、次の論文がネットで読めて、コンパクトにまとめてくれていました。

赤田信一「小学校における運動会に関する調査研究」

https://ir.lib.shizuoka.ac.jp/bitstream/10297/7879/1/45-0201.pdf

いくつか興味深いことを、僕のコメント付きでピックアップします。

  • 日本で最初に運動会が実施されたのは、1874年(明治7年)、東京築地にあった海軍兵学寮にて
    →(コメント)やはり軍隊的な規律は起源としても・・・
  • 徒競走、二人三脚など今日と同じもののほかに、豚追い競争というのがあった。(子豚の体全体に油を塗り、フィールドに放ったその子豚を捕える競技)
    →(コメント)子豚がその後どうなったかが気になります。
  • 1880年代~1900年代あたりに小学校での運動会は広がっていった。
    →(コメント)百年以上の歴史と伝統があるんですね。
  • 太平洋戦争中には「爆弾リレー」や「敵前上陸競争」なども行われていた。
    →(コメント)学校教育は社会、世相をよくあらわしますね。うちの小学校でダンス系が多かったのは、お笑いなどでもダンス系が人気だからでしょうか?もはやパン食い競争なんかやっても、パンありがたがられないのかな?
  • 現在の小学校の運動会は、学習指導要領上の特別活動に位置付けられている。

    (コメント)学習指導要領にあるので、やることに大義名分はあるわけだけど、練習時間の確保(カリキュラム上のやりくり)は各学校苦労があることでしょう。体育の時間だけで足りるわけじゃないし。素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるのは親としては嬉しい反面、その練習時間があって、一部を別のことに使えば、もっといいことができるかも、とも思いました。
    というのは、繰り返しますが、運動会の団体競技では協調・人に合わせるのが中心ですが、一部のフリースクールなどの日常は各人が自由に好きなことを深めるという教育で、ある意味対局ですよね。どっちがいいと言いたいわけではなく、ほんとにこれだけの練習量をかける価値があるか、プロとして検討できているかどうか?がクエスチョンではないかな。

なんか、親ばか日記だったのに、いつの間にか、また理屈っぽくなってしまいました。とてもいい運動会でした、本当に。でも、いろいろ検討したいことはあるなあとも思った、ちょっと日焼けした一日でした。

↓写真は朝起きて作った弁当です!

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