妹尾昌俊アイデアノート

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妹尾昌俊アイデアノート~ステキな学校、地域、そして人たち

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【忙しい学校 どうする?】入学式・始業式の日はもっと後ろにしたら?

入学式シーズンですね。サクラはちょうどよい感じでしょうか?

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今日は、タイトルのとおりで、入学式・始業式の日はもっと後ろにしたら?について。

今年のようなカレンダーの場合、入学式までわずか2、3日しかなかった学校も多かったのではないでしょうか?通常の年でも、この時期に入学式をすると、年度明けの準備は1週間もとれません。

これはかなりしんどいのでないか、と思います。大きな理由は3つです。

①新人教員をはじめ、経験の浅い教員が増えるなかで、授業準備や学級運営が追い付かないのでは?

なんどかこのブログでも書いていますが、学校での新人教員の扱いは、かなり危なかっしいところがあると感じています。2、3日後に、すぐに教壇に立つのです。事前の研修などをしている教育委員会もありますけれど。すぐに授業や学級担任というのは、かなり無茶振りなところがあると思います。

それよりも、たとえば2週間程度、準備期間があり、模擬授業をしたり、同じ学年集団の同僚とよく話し合ったり、教材の共有化を進めたりしたうえで、子どもを迎えるほうがよい授業ができるのではないでしょうか?

 

②部活の顧問をバタバタのなかで決める弊害

これも何度か書いていますが、部活にたいへん熱意のある先生も多い一方で、やりたくない人やもっと軽く運営したい人もいます。在校生の練習の面倒もありますが、やはり、新年度はじまるバタバタの時期に、顧問を決めるとなると、十分にこうした多様な意見や思いを引き出せないと思います。ともかくみんなで頑張ろう、やるっきゃないといった精神論、同調圧力にならないか、心配です。

 

③各種計画を入念に検討せずにつくるから、よけい形骸化

学校の目標や経営計画、年間指導案などをこの時期に決めていくと思います。しかし、このバタバタの時期にやるから、カタチだけの魂のこもったものにならない、のではないですか?

もちろん、必ずしも、時間をかけたらよいというものでもありません。しかし、少なくとも、新年度の新しい教職員体制のなって、アイデアをいろいろ出して、なるべく多くの人の本気度や納得感の高い計画等にしたほうがよいと思います。

 

以上3点を考えると、入学式、始業式を4月5日~7日前後に早々にやることのメリットよりも、デメリットのほうが大きいのではないか、と感じています。みなさん、どう思いますか?たとえば、4月中旬にずらすのはダメですか?

想定されるギモン、反論へのぼくのアイデアは次のとおりです。

 

Q:保護者としては早く学校始めてほしいよね。

A:そのとおりです。ぼくも4人の親なので、痛いほどわかります。しかし、学校は保育園ではありません。学童などを活用される方もいるでしょう。家庭事情で始業時期を決める必要性は低いと思います。

 

Q:授業時数が足りなくなります。

A:アホですか?あっ、失礼。。。じゃあ、なんで夏休みはあんなにあるんですか?夏休みを短くするなど、対応はできるでしょう。ぼくは入学・始業を1週間でも後ろにして、夏休みもずらす、のほうがメリットは大きいと思いますが、いかがでしょうか?

それから、行事を精選している学校もけっこうあると思いますが、行事を見直すと授業にあてられる時間も増えるかもしれませんよ。

 

Q:早く学校を始めないと、子どもがちゃんとしません。遊んでばかりで心配です。

A:そういう子どももいるしょう(うちもそうかな)。でも、先ほどの回答とほぼ同じです。夏休みと春休みの長さを調整すればよいと思いますけど。

 

ほかにギモンやいまのほうがよい理由、あるいはもっといいアイデアがあれば、ぜひお寄せください!

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