妹尾昌俊アイデアノート

妹尾昌俊アイデアノート~ステキな学校、地域、そして人たち

元気な学校づくりと地域づくりのヒントをお届けします!

先生たちの学びも止めない!学校をおもしろくする会(ゼミ)始めるよ~!

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

 

新型コロナの影響で、学校教育の関係者も、とても大変な日々かと思います。翌日に向けて準備していたことが、夕方の会見でひっくり返された、なんてことも起きていますし。学校再開したところも、休校中のところも、心配事は事欠かない日々かもしれませんね。

 ぼくはというと、4人の子どもたち(高校生~小学生)がずっと家におりますし、ひたすらご飯をつくったりして、かなりシュフ(シェフ?)的な毎日です。最近はエビの天ぷらが大ヒットでした(うちで作るとアツアツやし)。夕ご飯はたまに娘たちもつくってくれます。(きょうは小学生の次女がピーマンの肉詰めを作ってくれました、美味!)

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(18番のぶり大根。このときは蕪だったかな?)

 

2月までは講演・研修に行き、学校や教育行政でがんばれている方からさまざまなお話をうかがうのが楽しくて仕方なかったのですが、コロナの影響で、最近はぐっと少なくなりました。ただ、そのぶん、じっくり物事を考えるヒマはあるものですから、原稿を書いたりしています。

 

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(新刊『教師崩壊』できました!ただ、発売もコロナの影響で5月中旬に遅れます。)

 

さて、本題ですが、今回、オンラインでの勉強会、ゼミをやってみようと思っています。名前は「学校をおもしろくする会」としました(^_^)

 

ぼくの場合、教職員向けの研修・講演の多くも中止・キャンセルで、安全第一ですから、それは仕方ないのですが(一部はオンラインや録画で実施)、先生たちの学びの機会が減ってしまう、おおげさに言えば、先生たちの学びを止めてしまうのも、気がかりです。

 

オンラインゼミは、2~3年前にもチャレンジしたのですが、反省点も多々あります。そこを活かした運営にしたいと思っています。

 

概要をお知らせします。興味のある方は以下をご覧いただき、お声がけください。

 

<学校をおもしろくする会>

■目的、趣旨

  • 本の学校教育について、深く考える場にしたい。単に話を聞いておしまいではなく、参加者の行動変容につながるものにしたい。
  • (おこがましい物言いになりますが・・・)教職員をはじめとする大人たちの思考力を鍛える場にしたい。
    子どもたちに「これからの時代は、予測不可能な時代だから、思考力や問題解決力が大事だよ」などと言っておきながら、「大人はどうなんだ?そういう力、ちゃんと付いているの?」という問題意識でスタートします。

 

■対象参加者

  • 上記の趣旨に賛同し、会(ゼミ)に貢献する意欲のある方なら、どなたでもOK。
  • メインは、学校の先生たち、教育行政の方たちを想定していますが、ぼくのように、外部から学校を支援、変えていきたい人にも向いていると思います。
  • たとえば「わたしはイチ保護者で、専門的な知識も経験もないんですけど」と不安な方もOKです。ぼくも保護者のひとりでもありますし。

 

■内容 2020年4月15日時点

Facebookグループでの情報交換とオンライン会議(zoomを予定)を組み合わせて運営します。Facebookは都度都度やりますが、以下はオンラインで行う予定です。

(コロナが落ち着けば集まった会も企画したいです。)

 

(1)学校をおもしろくする思考法 トレーニング 月1~2回

  • あえて、コロナ以外の話題をやります。こういうときだからこそ、中長期的に大事なことも考えておきたいので。
  • 拙著『学校をおもしろくする思考法』(学事出版、2019年)をベースに、1回1章ごと、妹尾が解説+参加者でディスカッション(質問ももちろんOK)。
  • 本は未読でも理解できるように解説します。この本は、セブンイレブン、スタバ、佐賀県庁、プロ棋士など、学校とはちがった企業や人物の失敗談と成功話などから、学校教育へのヒントを分析したものです。自画自賛ですが、ぼくにとっては、「このストーリーはおもしろい」というものを集めました。

(2)教育・社会時事トーク 月1~2回

  • その時々の旬なネタをもとに意見交換。複眼的、批判的に物事を考える練習をします。
  • 妹尾はYahoo!ニュースでも解説していますし、教育新聞で月イチ連載をもっていますので、そうした内容等をお互いに、より深められると思います。

(3)ビブリオ・バトル(書評) 月1回

  • 参加者でその月のオススメ本をもちより、紹介し合うコーナーです。

(4)参加者による企画・運営

  • 大学のゼミなどと同様で、参加者による自主企画も歓迎します。

 ※オンライン交流の日程は、別途調整して、なるべく多くの人の都合に合うようにしたいと思います。都合付かない人は録画かなにかでフォローできるといいですが、そこまで手が回らないかもしれません(運営スタッフほしい・・・)。

 

■守っていただきたいこと

  • クローズド・コミュニティで、仕事上の立場、肩書きなどをいったん置いて、率直な意見交換をしたいので、基本、守秘義務をかけます。「この会で○○さんがこんなこと言っていたよ~」と公言するのはNG。ただし、こういう意見も世の中にあるという程度や双方合意のある範囲なら、OKです。
  • 批判はおおいにけっこうですが、誹謗中傷はやめましょう。

■料金、期間など

  • 5月15日(金)までは無料とします。
  • それ以降は、毎月15日締めで月額3000円とする予定ですが、内容や頻度にもよるので、参加希望者と相談しつつ、進めたいと思っています。もちろん、自動で課金などとはしません(5月15日までで意思表示のない方は、いったん退会措置をとります)。
  • 基本的には、1回の飲み会よりは安い値段でくつろぎながら、楽しく学び続ける人のコミュニティというコンセプトです。
  • もちろん、途中からの入退会は自由です。はじめての方は最初の約1ヶ月(翌月15日まで)は無料お試しです。

■参加方法

  • 下記の学校をおもしろくする会のFacebookグループにアクセスして、参加をお願いします。Facebookのアカウントや自宅等での通信環境は必要となります。
  • 基本、妹尾と面識のある方は承認します。面識のない方は一言メッセージ(自己紹介、参加理由など)を妹尾のメッセンジャーまで添えていただけると助かります。いたずら防止の意味もあり、むやみに承認しません。

妹尾のFacebookはこちらです。

https://www.facebook.com/senoo.masatoshi

 

学校をおもしろくする会のグループページはこちらです。

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(カバー写真は、むかし長男たちが小学生のころに作った作品です)

https://www.facebook.com/groups/omoshiroschool

  • このブログ記事に書いた注意事項などをよくご確認のうえ、ご参加ください。

 

これまで、たくさん講演や研修をしてきましたが、ワンショット(1回だけ)というところもあり、せっかくのご縁があったのに、その後フォローできていないのは、残念に感じていました。いまはオンライン上でもかなり便利につながれるツールがありますから、コロナのこともあり大変な日々ではありますが、うまくチャンスに変えていきたいと思います。

意欲のある方の参加をお待ちしております。

 

妹尾昌俊