2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧
NHKの英語講座や同時通訳者として著名な鳥飼玖美子さんの『英語教育論争から考える』は、なんとも痛快で痛烈、とてもいい本だ。まずは「はじめに」だけでも読んでみてほしい。平成元(1989)年頃から英語教育改革が言われ、2000年代に入ってますます「抜本的…
歴史は暗記モノでつまらない、と思っている人は多いと思う。また、古臭いことを調べて、いまに何の役に立つのかと言う人もいる。なぜそう感じるのか?これは、かなり学校のときの授業やテストが影響していると見るべきだろう。ちゃんとデータをとっていない…
タイムスリップで過去に行くのは、今の科学技術では無理だけれど、これにかなり近い体験ができるのは、当時の人の言ったことや書いたことに触れることだ。それも、時代によっては、勝者が自慢げに残した書物(典型例が秀吉について書かれた「大かうさまくん…
国語のテストで、苦い思い出がある人は多いのではないでしょうか?「○○とはどういうことか答えよ。」、「○○の心情は次のうちどれがもっとも近いか。」といった設問を出されても、「そんな、作者でもないし、知らんよ」、「そんなこと意識しないで読んだほう…