【もうひとつ新刊出ます!】あなたの学校にビジョン、思いはあるか、伝わっているか?
今日は、静岡で御前崎、菊川、掛川の3市の小学校長会、講演やちょっとした情報交換をしてきました。
年間のテーマが不登校、問題行動ということで、その話ばかりはしませんでしたが、組織力ある学校づくりという観点で、
不登校などを表層だけでとらえずに、あるいは担任任せだけにせずに、どのように分析し取り組んでいくかという話をしました。
また、不登校ゼロという目標でいいのだろうか?
それはヘンな登校圧力になっていないだろうか?
結果として不登校がゼロになったらなってでいいことかもしれないが、もっと手前でめざすべきものがあるのではないか、
そもそも校長として、どんな子どもたちの力を高めたいか、明確にして、語っているだろうか?その点に関連して教職員の知恵やアイデアを出しているだろうか?
たとえば、やりぬく力、あきらめない力を高めたいという目標の場合、不登校がちな子の場合、その力はどうなっているだろうか、人と接する機会が極端に減ることでそうした力も弱まっていないだろうか、だとしたら、どうしていけばいいだろうか?
学校の教員だけで頑張っても、とてもしんどいケースも多い。だれとどう連携したらよいだろうか?
そんな問いを立てて、振り返る場としました。正解のある世界ではありませんが、学校が抱えるとても重要なテーマです。
この点とも関連しますが、今度『変わる学校、変わらない学校』の続編が出ます。
いま新刊『先生が忙しすぎるをあきらめない』も多くの方に手に取っていただいていますが(ありがとうございます)、こちらの『思いのない学校、思いだけの学校、思いを実現する学校』も、とっても気合入れて書いてます!
家で写真とりました。派手な絵は妻の趣味です。。。
まったく自画自賛ですが、とても具体的に、学校づくりを見つめなおし、行動に踏み出せる一冊です。
紹介文として、次のものを書きました。
★★★★★
あなたの学校にビジョンや戦略はあるだろうか?
あったとしても、それは教職員に本当に届き、行動になっているだろうか?
本書では、学校づくりのビジョンと戦略を描き、コミュニケーションし、浸透させていくときのポイントを、ありがちな失敗例をもとに具体的に考える。
学校のグッドプラクティスのみならず、企業等の興味深い知見も紹介しながら、
思いを実現する学校にしていくためのヒントを豊富に解説した。
小中高の管理職はもちろんのこと、教職員、行政職員、保護者や企業等として学校の支援者となる人にとっても、日本の学校を理解し、変えていくための実践的なガイド。
★★★★★
ぜひ手に取ってみてください。学事出版さんに注文いただけるとAmazonよりも早く届きます。リンク先は下記の注文ボタンです↓
思いのない学校、思いだけの学校、思いを実現する学校:学事出版
思いのない学校、思いだけの学校、思いを実現する学校―変わる学校、変わらない学校 実践編【I】 (変わる学校、変わらない学校実践編)
- 作者: 妹尾昌俊
- 出版社/メーカー: 学事出版
- 発売日: 2017/09/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
★関連記事