妹尾昌俊アイデアノート

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妹尾昌俊アイデアノート~ステキな学校、地域、そして人たち

元気な学校づくりと地域づくりのヒントをお届けします!

立ち会い出産で、夫を鍛えよう

こんにちは~。
実は、うちの嫁(強妻)のブログ(主に、胎教の話や妊婦さん向けのケア、子育て法など)は、僕のと比べるとページビューがいつも10倍以上あり(そもそも登録読者数が違い過ぎる・・・)、悔しい思いをしております。みなさん、引き続き応援よろしくお願いします。

それで、僕のブログの内容を嫁のブログでも紹介してくれたらいいのに、と話しましたところ、「歴史ネタは読者違うからダメ~。出産・子育てネタならいいよ」ということでしたので、大好きな歴史ネタは置いておきまして、深夜で乱筆ですが、
ちょっとだけ出産にまつわるオススメを書いてみます

わたしの嫁のブログ
http://ameblo.jp/zushi-osan/

前々から気になっていたのは、里帰り出産について。夫婦や家族でメリット・デメリットを検討し、よく話し合って決めたならよいのですが、実家のほうが三食昼寝付きだし、産前産後のサポートも受けられるから、ぜったい私は実家でという奥様も多いと思います。また、「ひとりならそれはそれで気楽でいいな」と思っている男性諸君は奥様の意見に簡単にうなづいているのではないでしょうか???

たしかに、実家に帰るのにはメリットが大きいと思います。親子(特に母と)仲がよいと、一番くつろげると思いますし、うちも4人の出産で、妻方の母のサポートは本当に有難かったです。ただ、うちの場合は、恵まれているほうかもしれませんが、里帰りはせず、こっちで産んで、母に来てもらいました(4人目以外は)。そういうのが難しい家庭では、動きやすいうちに奥様のほうが実家に帰るのは、まっとうな選択だと思います。

ただし、です。里帰り出産には大きなデメリット、欠点があります。最大のものは、夫の自覚を促す最大の機会を逸してしまうことです。なにの自覚か。父親の自覚とは少し違います。そんなの、すぐに芽生えるものではないし、生まれた後も、子育てで苦労しながら、徐々にではないでしょうか、多くの人が。

僕が言いたいのは、
夫としての無力さと、でも何かちょっとだけできへんかという気持ちにさせるという意味での自覚です。

はっきり言って、男は出産・子育てについておバカ、よく知りません。妻のつわりを見ても、自分が経験していませんし、自分は永遠に経験することはないことであろうから、ぴんと来にくいのです。おなかが大きくなって苦しい~とか、二人分いるんやで~とか言われてましても、よのなかには太っている方も大勢いるしとか、ちょっと思ってしまいます(僕だけ???)。ましてや、出産の大変さと神秘さなんて、離れていたら、ぴんとこないのではないでしょうか。

いいですか。夫は「おれは仕事でがんばっている」という言い訳をするのが得意な動物ですから、出産や子育て、家事は奥様がやってくれるならなるべくやらせたいと思っている人も少なくないと思います。まして、夫の母親がうちのように、よく家事をやってくれた家庭だと、余計、甘えん坊になっております(母親の次は妻に甘えるというわけ)。そんな夫にカツを入れる、あるいは男性側から見ると、一皮むける経験をするには、出産に立ち会うというインパクトはでかいと思います。

立ち会い出産は気分がわるくなるから避けたいという男性もいます。また奥様のほうも、自分の姿を見せたくないという方も大勢います。そうした気持ちも分かる気もしますが、見せるメリットも大きいと思います。気分がわるくなるとか言っている男は、たぶん、妻が出産でたくさん苦労している姿をそう簡単に想像できるわけではありません。だってその人、自分のこと言ってるやん、この期に及んで。

うちは1人目は切迫早産で入院、2人目のときは助産院で産みたかったけど、破水後なかなか生まれず病院へ、3人目は自宅出産、4人目のみ3.11後で里帰りに近いスタイルでしたが、助産婦さんが来る前に嫁が風呂で自力でとりあげるという、バリエーション豊かな出産でした。僕は4人目以外は立ち会いました。1人目のときだったかな、へその緒も僕が切りました。

やはり、実際見るのは違いますよ。ほんと、嫁は苦労しているのに、夫は出産には無力です。せいぜい声をかけるとか、身体おさえるとか、さするとかしかできなくて、ほぼ役立たず。ただ、役に立たないという自覚ができるから、別のところで役立てないかなという発想が生まれるのです。これは出産後の夫婦関係を考えたとき、大きな差だと思います。

それから、ほんまについ先ごろまではおなかの中におったんかいな、と思う赤子が出てきたときは、すごいです。しかも、うれしいのは、泣いてくれたときのこと(泣く=ちゃんと呼吸できているですから)。はっきり言って、出産直後の赤子はそうかわいらしいものではありません。でも、嬉しいの、生きていることで十分です。あと、手足とか口元とか、生まれたばかりでも、微妙なところが親のどっちかに似ているなあとかも面白いですよ。そんな発見ができるのも立ち会い出産ならでは。

しかも、実は大変のは出産前や出産時だけではない、それは物語の始まりであって、
産後が大事ということは、たぶん、新米パパはちゃんと分かっていません。僕はいまも妻から言われせると十分理解できていないと思いますが、1人目、2人目のときより、だいぶマシになってきました、さすがに4人見ると。里帰り出産の場合、産後ケアの重要性を夫は離れていては実感しにくいと思います(生まれたんだったらもう大丈夫でしょと気楽に構えているに決まっています)。

人間、いくら愛しているとか、大事だとか口だけで言ってもダメだと思います。見せないと。態度でも。それで、態度を変えるのは、心構えが変わらないといけません。心構えを変えるには、想像や読書や話を聞くだけでは十分でないものは、体験する。

長々と書きましたが、諸条件がOKで実家に帰らなくても出産できるようなら、ぜひ夫を鍛える場として、お近くでの立ち会い出産、オススメしたいと思います。