妹尾昌俊アイデアノート

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妹尾昌俊アイデアノート~ステキな学校、地域、そして人たち

元気な学校づくりと地域づくりのヒントをお届けします!

【忙しい学校 どうする?】給食費はだれが集めるか?

4月19日に小田原市の小学校で給食費120万円あまりが集金作業中に盗まれた、というニュースを見ました。そこで、今日は、タイトルのとおり、給食費はだれが集めるのがいいのか?について考えてみたいと思います。 news.tbs.co.jp この事件で見える、学校の…

熱心に情熱もってやってるんだったら、長時間労働でもいいじゃないか説を疑おう

はや金曜日、みなさん今週もよく頑張りましたね(週末もお仕事の人は、あとひと踏ん張りでしょうか)。 さて、最近、学校の多忙化や教職員の負担軽減の関係で、取材を受けたり、講演依頼をいただいたりすることが増えています。そういうこともあり、いくつか…

シュフ目線で見た本気の家庭支援とは?

遅くまで働いていたサラリーマンのときよりは、ちょっとは家事育児を増やしている妹尾です。自称”シュフシェフ”です(あっ、また肩書が増えた~)。長男のお弁当を今日も作りました。エラすぎ! ※ブリの煮つけは昨夜のうちに。黒豆は出来合いものを入れただ…

★国の学校業務改善アドバイザーになりました★

みなさん、こんにちは。この4月から文科省の事業で学校業務改善アドバイザーの派遣事業というのが始まりました。5月15日まで希望を募って、その後(6月頃から)活動開始です。ぼくも21人いるアドバイザーの一人となりました。ぜひこの事業、ご活用ください!…

ぼくが中学生だったころ

みなさん、こんにちは。うちは4人の子育て中なのですが、ついに、一番上の子が昨日中学生になりました! 長かったような、あっと言う間だったような。入学式をおえて、昨夜はお祝いに長男のリクエストにより、焼き肉食べ放題に行ってきました。今朝もまだお…

スイミーに感動ばかりもしていられない。同調圧力と戦う。

新年度が始まって2日。みなさん、いかがお過ごしでしょうか? どの学校でも、いまの時期は校務分掌といって、さまざまな分担が決まっている時期だろうと思う。部活の分担も重要なテーマのひとつだと思う。 学習指導要領を読むと、現行も次期も、部活動は「…

「ちょっと教えて」が言える学校に

新年度がスタートしましたね。新小3の次女が昨日までは一緒の布団でしたが、今日から二階建てベッドに行くということで、成長を感じるやら、少しさみしい感じもしています。 いまさらだけど・・・4月5日スタートでよかったのかな? さて、学校がはじまるの…

モモの読書感想文 灰色の男たちの手口からぼくらが学ぶべきこと

先日、小中学校の先生らの有志の読書会に参加してきました。毎回、各自のおススメ本を紹介するのと、共通の課題図書の感想をシェアします。ぼくは初参加でしたが、各自のいろんな感想、読み方にふれることができて、とても楽しかったです。 たまたま、今回の…

【忙しい学校 どうする?】10回、20回も校内研修やるなら、たまには別のこともやろう

先日、ベネッセより「第6回学習指導基本調査 DATA BOOK」が公表されました。みなさん、読みましたか?小中学校については1997年にスタートした調査なので、約20年の経年経過を見ることができる、貴重なデータです。しかも、回答数もかなりの規模。直近では…

自己紹介~マイミッション・しごと

「妹尾昌俊アイデアノート」をご覧いただき、ありがとうございます。 このブログでは、ニッポンの学校、地域、子育てがよりよくなるためのヒントをお届けしたいと思います。ここでは、ちょっと自己紹介、プロフィールについて。(2017年4月10日更新) 自己紹…

【忙しい学校 どうする?】教師に真に必要なのは、子どもと向き合う時間ではない!?

きょうはある中学校で、地域とともにある学校づくりとキャリア教育についての校内研修・ワークショップをしてきました。なぜ、地域連携する必要があると思いますか?ぶっちゃけ面倒だなと思うことも多いでしょう。でも、やるとしたら、なぜ?上から言われた…

【学校のフシギ】校長室の写真は要らない

3月といえば、企業でも、役所でも、学校でも、人事異動が気になる時期ですね。校長先生が異動される学校も、全国あちこちにあることでしょう。そして、おそらく多くの学校では、校長室の歴代校長の写真がまたひとつ、追加されていくのだろうと思います。 し…

★オンラインゼミ「元気な学校づくりゼミ」を始めたよ

今日はちょっとお知らせです。今回、オンラインゼミを始めることにチャレンジしたいと思います。 オンラインゼミってなに?と思われる方がほとんどだと思います。 基本的にはフェイスブックグループなどの延長なのですが、インターネット上で、あるテーマを…

【忙しい学校 どうする?】指導要録、通知表も変えられないか?

なんでも簡略化すればよいという話ではないのけど、指導要録と通知表をなんとかできないか、もやもや考えている。 通知表は、みんなもらったことがあると思う。 指導要録というのは、通知表に似ているけれど、学校が保管する書類で、児童・生徒の氏名、住所…

【忙しい学校 どうする?】新人教員自殺の訴訟から考える、ずさんな労務管理

今日は、なにやらプレミアムフライデーだそうでして、いやはや最初聞いたときは、これはスーパーの安売りセールか、それとも特大エビ天でも出てくるのかと思いやした。 ・・・と、まあ、冗談はさておき、午後3時には仕事を終えて人生楽しみましょうや、とい…

【小難しいこと翻訳するぞ】カリキュラムマネジメントってなんなのさ?

新しい学習指導要領案、読んだ? 先日案が公開された次期学習指導要領では、小学校では英語が5年生から正式教科になり、3年生から外国語活動が始まったり、プログラミング教育が盛り込まれたり、教える内容は増える見込みです。 また、小中学校で「主体的・…

【忙しい学校 どうする?】職場改善・業務改善で大切にしたいこと

今週は宮崎県教育委員会の研修で、職場改善、多忙化対策をテーマに小中学校、特別支援学校の校長先生たちにお話しました。 ★だれが、どのくらい多忙なのか ★多忙化の影響はどこにくるか ★なぜ多忙化は解消してこなかったのか ★どうしていくか の4点について…

新しい学習指導要領案と部活動

今日の夕方に学習指導要領の案が公表されたようだ。僕のフェイスブックでは教育関係の方が多いので、みなさんシェアが盛んにおこなわれている。 いまパブコメにかかっている学習指導要領の全文は次のサイトで見ることができる。 http://search.e-gov.go.jp/s…

【忙しい学校 どうする?】学力テストの平均点がそれほど大事かね?

日本の教育行政や学校現場には、熱心で人のいい人は実に多いけれど、変な方向に労力を割いている(あるいは渋々割かざるを得ない)人もいる。最近、全国学力・学習状況調査(以下、学力テストと略)に関連して、立て続けに嫌だなと思うことを聞いた。 全国各…

【忙しい学校 どうする?】印刷、集金・支払い業務は教員の手から離そう

先日、岡山県の美咲町の加美小学校を訪問しました。 岡山県では、国や全国のうごきに先がけて、教師業務アシスタントの活用を進めています。そのなかでも、加美小の取り組みはとても参考になります。 学校全体でみなさん協力して取り組んでいますが、とくに…

学校の先生はだれが、なにに忙しいのか

前回の記事に続いて、学校の多忙化の実態について、観察した結果をお知らせします。 労働時間が週50時間未満の人は小学校、中学校にいない!? ちょうどこの記事を書こうとしていていたら、昨日ヤフーニュース(元は朝日新聞記事)で次の調査結果が出ていま…

部活の休養日は大事だが、それだけでは解決しない

みなさん、正月は多少はゆっくりできましたでしょうか?今日から学校が始まったところも多いと思います。また忙しい日々だという方も多いと思います。 「学校の先生たちの多忙化をどうするか」は、最近も大きな話題となっています。 新人教員が自殺 NHKの取…

忙しいなら、形骸化した授業研究会はやめちゃえば?

昨日は子どもより早く20時ごろに寝てしまい、今日は3時起き。真っ暗ななかチャリを飛ばしてファミレスに行って、早朝からハンバーグとカキフライ定食。カロリー高っ。 さて、昨日読んだある学校の先生の記事に、”目標は「血まみれを避けること」?”というタ…

日本の学力は世界トップクラスだけど、報道や専門家の言うことは疑おう

昨日、2015年の国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)の結果が公表されました。このテストでは、小学校は50か国・地域(約27万人)、中学校は40か国・地域(約25万人)が参加したとても大規模なものです。日本でも148校の小学校4年生約440…

みんなの学校、大空小学校をちょっと訪問(1)

映画「みんなの学校」ってご存知でしょうか?大阪市立大空小学校の1年をおったドキュメンタリーです。発達障がいや厳しい家庭環境、不登校経験など、さまざまな背景をもった子たちが、ときには衝突しながらも、互いに学び合いながら、元気に成長していく姿…

(先生方へ)たまには1人称で考えてみる

昨日は文科省の学校マネジメントフォーラムがありました。テーマは学校の多忙化にどう向かうかや業務改善です。行政説明から実践発表まで、会場からの熱意と参加意欲も高く、とても盛り上がりました。 僕のほうからも「学校における業務改善の要諦―なんのた…

研究授業のひと工夫、ふた工夫

フリーになって自由に動ける時間がかなり増えたこともあって、ちょくちょく学校訪問をさせていただいています。講演・研修などを依頼されたときも、この頃は、どこか学校訪問してもいいですか?とお願いすることにしています。 せっかく多忙ななか集まるんだ…

「まんがで知る教師の学び」は学びにあふれている

学校教育に携わる多くの方に真っ先におススメしたい 最近ほんといい本がたっくさん出ていますが、現役の教職員の方や学校を応援したいと関心のある方に真っ先におススメしたいものと言えば、『まんがで知る教師の学び』です。本書は、小学校を舞台に、教師が…

三国志好きに最適→三国志運命の十二大決戦

当代随一の三国志のプロが代表する12合戦を解説 先日、中国に三国志の旅ができるといいなと言う友人に、強く勧めたのが、渡邊義浩著『三国志 運命の十二大決戦』。新書でとても読みやすい。マンガでもよいので少しでも三国志の概略を知っている方には、最…

(読書ノート)主任から校長まで学校を元気にする チームリーダーの仕事術 

小中高の教職員に4月に強くおススメする本 玉置崇著『主任から校長まで学校を元気にする チームリーダーの仕事術』(2015年)を紹介する。 学校関係者はあまり読まないかもしれないが、「○○を成功させる本」、「○○なリーダーになる本」など、仕事術、リーダ…

(読書ノート)「全員経営」①:”チーム学校”の参考書に

”チーム学校”ってなに?2015年度に学校教育で大きく取り上げられたことのひとつは、教員の多忙化と”チーム学校”だろう。 ざっくり言うと・・・・・OECDの調査などで日本の教員は世界一労働時間が長いことが判明(調査は中学校が対象)その一方で、学校が対応…

(読書ノート)日本人はどこから来たのか?

海部陽介さんの『日本人はどこから来たのか?』を一気に読んだ。人類の誕生の地はアフリカというのはよく知られている。では、私たち日本人の祖先はどこから来たのか?大陸からと言っても、いつ、どこから、どんな道を経て?道中ではどんな苦難やチャレンジ…

学校と地域との連携の現場から

先日、僕のふるさとに近い、徳島県東みよし町にて講演しました。東みよしでは、コミュニティスクールという地域と連携した運営に長年取り組んでいて、全国的にも注目されています。テーマは地域づくり、学校づくり、人づくり。まあこれだと、ばくっとし過ぎ…

(読書ノート)職業としての小説家(3)学校について

村上春樹さんのエッセイ『職業としての小説家』。今回取り上げる章は「学校について」。学校関係の方はもちろん、保護者の方にも一読おススメしたい章です。自身は学校の勉強があまり得意ではなく、むしろ嫌いなことも多かったと回想する村上さん。次のよう…

★本が完成!『変わる学校、変わらない学校』

先日も少しお知らせしましたが、今度本『変わる学校、変わらない学校』を出せることになりました。<概要>「変わる学校」と「変わらない学校」。学校づくりがうまく進む学校と停滞する学校との差はどこにあるのか。“チーム学校”にも不可欠な、学校の組織力…

(読書ノート)教育という病―子どもと先生を苦しめる「教育リスク」

必読の書などとエラそうに言うつもりはないんだけど、内田良先生の先日出たばかりの新書『教育という病―子どもと先生を苦しめる「教育リスク」』は、教職員や保護者にはほんと強く、おススメです。正直、読むのはかなりしんどい一冊。内容はむずかしくありま…

学校マネジメントの講演@近江八幡

今日は滋賀県の公立小中学校の事務職員さんの研修会に呼んでいただき、ちょっとした講演をしました。最初に、ある学校の実際の経営計画をみんなで読んで、どんなところがよいか、またどんなところが要改善点か(伝わりにくいかなど)を軽くディスカッション…

(読書ノート)学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話

言わずと知れたベストセラー、もうすぐ映画にもなるそうですね。坪田信貴さんの『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(タイトル長い・・・)は、とても面白いし、子育てや学校教育のことを考え直すヒントがたくさんありま…

家事の見える化、やってみなはれ

実家暮らしのときは家事なんてほとんどやらなかった甘ちゃんだったのに、それも今は昔。子ども4人いると、洗濯は毎日まわして追いつかないし、部屋は3分で崩壊する次第。最近妻が仕事をかなりできるようになってきたこともあり、ついに、家事・育児のタス…

(読書ノート)英語教育論争から考える

NHKの英語講座や同時通訳者として著名な鳥飼玖美子さんの『英語教育論争から考える』は、なんとも痛快で痛烈、とてもいい本だ。まずは「はじめに」だけでも読んでみてほしい。平成元(1989)年頃から英語教育改革が言われ、2000年代に入ってますます「抜本的…

徳川将軍や大奥の日常 (読書ノート)旧事諮問録

タイムスリップで過去に行くのは、今の科学技術では無理だけれど、これにかなり近い体験ができるのは、当時の人の言ったことや書いたことに触れることだ。それも、時代によっては、勝者が自慢げに残した書物(典型例が秀吉について書かれた「大かうさまくん…

信長の強さの秘密

前回の続き(前回の記事:信長、革命児にあらず)前回、紹介した本では、信長は旧来の価値観を大きくひっくり返すような人物とは言い難く、朝廷とは協調しつつ、畿内の安寧を図ること(=これが天下布武)に熱心であった、ということがわかった。関連本も紹…