おかげさまで拙著「変わる学校、変わらない学校」喜んでいただいているようです。
最近ドラマも人気の重版出来!
”じゅうはんでき”ではなく、”じゅうはんしゅったい”と読むそうです。「変わる学校、変わらない学校」が初版が品薄になったので、増刷してくれることになりました。
これも、1日200冊もの新刊が出る中、しかも教育関係の面白い本も最近多い中で、拙著を買ってくださった方、応援くださっている方のおかげです。ほんま、ありがとうございます!!!
「読んでないよ~」、「なんだかわたしには難しそう・・・」という方も、ぜひ手に取ってみてください。著者としては、ソファーに寝っ転がりながら、気軽によりより学校づくりについて考える時間になる本にしたつもりです。
変わる学校、変わらない学校―学校マネジメントの成功と失敗の分かれ道
- 作者: 妹尾昌俊
- 出版社/メーカー: 学事出版
- 発売日: 2015/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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人もモノもカネも増えない中で、どう学校をよりよくしていくか
本書は、副題に「学校マネジメントの成功と失敗の分かれ道」とあるように、学校(主には小中高)の運営やマネジメントについての本です。関心はとくに次の点にあります。
- 人、モノ、カネが増えない(むしろ減らされる)中で、どうすれば、学校をよりよくしていけるだろうか。
- 活き活きしている学校や改善を少しずつでも着実に進めている学校(これらを「変わる学校」と呼ぶとすると)と、頑張ってはいるけれど空回りしている学校、あるいは異動や年度がわりでリセットされてしまう学校(これらを「変わらない学校」)の違いはどこにあるのか。
メインターゲットは管理職向けですが、教職員の方や教職を目指す方、また保護者や学校支援ボランティア等として学校に関わりたい方にも、なんらかのヒントが見かると思います。実際、ある方は、PTA会長を経験された視点から感想をいただきました(一部抜粋)。
一般的に「マネジメント」という言葉は、ビジネスの世界で使われることが多く、なんとなく学校にはそぐわないような印象を持っている先生や保護者は多いのではないだろうか。・・・「マネジメント」というのは、組織を活性化させるための手段だが、とても大きくてあいまいな概念のイメージが強く、人によって違ったイメージを持っているのではないだろうか。そんな「マネジメント」について、本書では丁寧に解説されていて、図やイラストなどで上手に例示されているため、とてもわかりやすい。・・・本書には、たくさんの成功事例が紹介されている。おそらく読者の多くが、「この学校だからできたんでしょ」という感想を持たれるだろうと思う。でも・・・と思うのだ。でも、そんな中でもできることがあるのではないだろうか。小さな小さな実践でも、やってみることはできないのだろうか。「ヒントがないかな?」と、自分のこととして引き寄せて考える発想が持てれば、きっと何かしらの変化を起こすことができると思う。ぜひそういう目で、「学校を応援したい人々」に読んでほしい一冊である。
また、僕の尊敬する元校長先生からも感想をいただきました。
書籍は、校長職を終えた身ですので、冷静に読むことができました(笑)。もし、現役ならば、妹尾さんを学校にお呼びして、私の学校経営診断をしていただきたいな、と考えただろうと思います。学校管理職はマネジメントについてほとんど学ぶことなく、その職に就き、自分が仕えてきた管理職を頭に描きながら、学校経営をしているという、今思えば、とても不思議な職ですね。
読書だけでなく、ワークショップのお伴にも
重版とはいえ、まだまだ学校関係者のほんの一部へのリーチですし、僕としては、本からだけでは伝えきれていない点や、より個別具体的にお話を聞きながら、考えたい点もたくさんあります。本書で書いたことをネタをしながら、研修やワークショップもやっていますので、気軽にお声がけください。
→連絡先はsenoom879あっとgmail.comです(あっと=@)
小学校:約2万校、教員約40万人、中学校:約1万校、教員約25万人、高校:約5千校、教員約20万人で、この統計(学校基本調査)には入らない事務職員やPTA、学校支援の方もたくさんいらっしゃるわけですから、もっと拙著を紹介していきたいと思います。応援いただける方は、引き続きよろしくお願いします~
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