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妹尾昌俊アイデアノート~ステキな学校、地域、そして人たち

元気な学校づくりと地域づくりのヒントをお届けします!

朝ドラ「とと姉ちゃん」の戦略論(2)戦略とやっていることの一貫性

前回の記事に続いて、朝ドラ「とと姉ちゃん」の舞台となっている「暮らしの手帖」のヒットの背景について、ちょっと考えてみたいと思います。 読者に真に役立つ雑誌になるための戦略眼 「暮らしの手帖」がベストセラーになり、現在まで半世紀以上発行し続け…

朝ドラ「とと姉ちゃん」の戦略論(1)何のためのものか?

こんにちは。ここのところすっかり更新が滞っていましたが、うちの小学生3人の夏休みも終わり、(僕の)時間も増えましたし、いろいろ再開します。 もう9月で、もうすぐ終わってしまうのですが、NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」をとっても楽しみに子どもたちと…

言われたら当たり前のことも3つくらいで整理する

夕食をつくる前に、ちょっとだけブログ書いておきます。積読が(順調に?)たまってきていますが、地元の逗子図書館に行ってみたら、けっこういい本がたくさん置いてありました。自分の本棚とかぶるものも多くて、これは買わなくてよかったかも、と思うとき…

ハーバードの戦略教室からのヒントー学校の経営計画を見直す視点

猛暑が続きすぐにアイスが欲しくなる今日この頃です。連日オリンピックを見て、アツい思いを少しおすそ分けしてもらっている気もします。 先週ふるさとの徳島には帰省したこともあり、今年のお盆は自宅付近でゆっくりしています。子どもたちだけ、妻方のじい…

”チーム学校”のなかでの”多様性”の意味

この7月の最終週は、学校の教職員の方向けの研修続きでした。滋賀、三重、徳島と、各地でアツい方とお話し、また出会いもあり、とてもいい時間になりました。運営の方、参加者の方々、お礼申し上げます。写真は徳島の実家のスイカです~ 各地で主催者は違っ…

☆ふるさと徳島で学校向け研修とオムライス

昨日から子どもたちの夏休みがスタートしました!恐れていたことが。。。。保育園は夏休みなし、給食ずっとありなのですが、小学校はそうはいきません。うちは3人が小学生、学童保育は行きたくないということなので、いろいろやりくりが必要です。僕は料理…

ホタルごっこと「変わる学校」の書評、感想

おはようございます。昨日は子どもと一緒に9時に寝てしまい、今日はとっても早起きしました(2時半)。昨夜、一番下の子(4歳)と近所を探索し、カブトムシがいそうなクヌギの木に蜜を塗っておいたので、夜中はその確認に。 結果は残念ながら、カナブンだけ…

「本当の学校事務の話をしよう」お金の流れから学校教育を見る最適な一冊

学校教育について、世の中には、ほんとたくさんの論調がある。子どもたちにもっとこんな教育を受けさせたい、今の教育のままじゃダメだ、教師はもっとしっかりしてほしいなどなど。百家争鳴とはまさにこのこと(僕もその端くれかもしれない)。しかし、管見…

子どもの個人面談に行ってきたよ

今日は理屈っぽいのは抜きで、日記風です。 夏です。子どもたちは外遊びが楽しい時期で、喜んでます。先週はほたるを探しに行ったり、土曜なんて、朝一に葉山の一色海岸に行き(正確にはモーニングで焼き立てパンがうま過ぎるブレドールの順番待ちの間に)、…

「みんなの学校」が教えてくれたこと

不登校が続いた子、教室にいられなかった子が安心して学習できる学校 先日横浜で映画「みんなの学校」を見てきました。大阪市立大空小学校の1年をたどったドキュメンタリーです。 minna-movie.com 前評判も高かったのですが、実際みて、とてもよかったと思…

会社を卒業して、学び続ける学校づくりにより取り組みます

みなさん、こんにちは~。近況報告で、今日6月30日をもって約12年間お世話になった野村総合研究所を退職しました。在職中(霞が関へ出向していたときも含めて)多くの方に支えていただき、本当にありがとうございました。 正直申し上げて、とてもいい職場で…

(読書)校長のリーダーシップを考えなおす、The Principal

なんとなくよく頼りにされます、マネジメントやリーダーシップ ここのところ、中教審(中央教育審議会)の答申(≒文科大臣への提言)を読むと、ここかしこに、「マネジメント」や「リーダーシップ」という言葉が出てくる。たとえば、こんな感じだ。 「チーム…

「まんがで知る教師の学び」は学びにあふれている

学校教育に携わる多くの方に真っ先におススメしたい 最近ほんといい本がたっくさん出ていますが、現役の教職員の方や学校を応援したいと関心のある方に真っ先におススメしたいものと言えば、『まんがで知る教師の学び』です。本書は、小学校を舞台に、教師が…

重版出来!「変わる学校、変わらない学校」

おかげさまで拙著「変わる学校、変わらない学校」喜んでいただいているようです。 最近ドラマも人気の重版出来! ”じゅうはんでき”ではなく、”じゅうはんしゅったい”と読むそうです。「変わる学校、変わらない学校」が初版が品薄になったので、増刷してくれ…

運動会のいま、むかし

今日は子供たちの運動会でした。上から小6、4、2年生なので、ほとんど暇なく見てました。すこし曇りぎみで、暑すぎずよかったです。 やはり日ごろの家での子供の様子と全然違うがんばりが見れるのがいいですね。小学校最後になる長男は、徒競走で1位だっ…

校長らのコスト意識を高めるには!?

「教職研修」という業界誌の最新号に投稿しました。学校に余裕を生み出す管理職の「コスト意識」という特集です。↓ 教職研修 2016年 06月号 出版社/メーカー: 教育開発研究所 発売日: 2016/05/19 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 開けてみてびっ…

自主ゼミ@横浜~チーム学校を機能させるためには

先日、横浜で地域と学校をつなぐ活動を展開されている、NPO「まちと学校のみらい」の勉強会でちょっとした講師をしてきました。NPOの代表の竹原和泉さんは、長く、東山田中学校区のコミュニティ・スクールの活動を発展させてきた、とても素敵なおばさま(ジ…

(読書ノート)ローマ帝国人物列伝

やっぱり歴史は人物から入るのが楽しい 歴史をある人物に焦点をあてて眺めていくスタイル、列伝、人物伝ものは大好きだ。司馬遷の史記だって人物伝(紀伝体という)、大河ドラマもそう(あくまでもドラマだが・・・)。学校の歴史の授業がつまらないという声…

(読書ノート)学校でしなやかに生きるということ

しなやかに生きるのが難しくなっている学校について またまた、とてもいい教育書に出会った。石川晋さんの『学校でしなやかに生きるということ』と前田康裕さんの『まんがで知る教師の学び』だ。今日は石川さんの本について紹介する(両者は、学び続ける教員…

三国志好きに最適→三国志運命の十二大決戦

当代随一の三国志のプロが代表する12合戦を解説 先日、中国に三国志の旅ができるといいなと言う友人に、強く勧めたのが、渡邊義浩著『三国志 運命の十二大決戦』。新書でとても読みやすい。マンガでもよいので少しでも三国志の概略を知っている方には、最…

読書会withローマピザ

昨夜は、大学のときからの友人2人と、たまに開催している読書会でした。読書会は、 ①共通の本を読んだり、章を分担したりして、感想などをシェアする、②別々のオススメ本を紹介して、感想などをシェアする、のパターンがあると思いますが、今回は②です。 場…

(読書ノート)フレームワークの失敗学

ロジックツリー、SWOT、4Pでちゃんと分析したのに・・・ 堀公俊さんの新書『フレームワークの失敗学』は、とても分かりやすく、かつ実用的だ。ロジックツリー、SWOT、4P、PDCA、BSC、などの分析枠組み・ツール(=フレームワーク)について(横文字ばかり…

(読書ノート)使える脳の鍛え方ー成功する学習の科学

経験と勘からの卒業-科学的に検証された勉強法 どの世界にも”経験と勘”が物を言うということはある。著名な経営者のなかにも、「経営の秘訣はなんですか?」と聞かれて、「最後は度胸です」と言う人もいる。勉強法についてはどうだろうか?自己流だったり、…

(読書ノート)マチネの終わりに

”恋の仕方を忘れた大人に贈る恋愛小説”か? 平野啓一郎さんの『マチネの終わりに』、堪能しました。先日初めてサイン会なるもの(この本の)に行ったので、普段以上に入りやすかったところもあります(息子の仮面ライダーのサイン会なら行ったことはあったけ…

(読書ノート)一流の狂気―心の病がリーダーを強くする

心の病が人を強くする 本書、ナシア・ガミー著『一流の狂気』を読むと、自分の鬱病などの心の病気への認識を大きく改める必要を痛感した。なぜなら、精神的な病だからこそ、人は強くなれるところもある、というのだ。 どういうことか。本書に登場するのは、…

(読書ノート)主任から校長まで学校を元気にする チームリーダーの仕事術 

小中高の教職員に4月に強くおススメする本 玉置崇著『主任から校長まで学校を元気にする チームリーダーの仕事術』(2015年)を紹介する。 学校関係者はあまり読まないかもしれないが、「○○を成功させる本」、「○○なリーダーになる本」など、仕事術、リーダ…

(読書ノート)「全員経営」①:”チーム学校”の参考書に

”チーム学校”ってなに?2015年度に学校教育で大きく取り上げられたことのひとつは、教員の多忙化と”チーム学校”だろう。 ざっくり言うと・・・・・OECDの調査などで日本の教員は世界一労働時間が長いことが判明(調査は中学校が対象)その一方で、学校が対応…

(読書ノート)日本人はどこから来たのか?

海部陽介さんの『日本人はどこから来たのか?』を一気に読んだ。人類の誕生の地はアフリカというのはよく知られている。では、私たち日本人の祖先はどこから来たのか?大陸からと言っても、いつ、どこから、どんな道を経て?道中ではどんな苦難やチャレンジ…

学校と地域との連携の現場から

先日、僕のふるさとに近い、徳島県東みよし町にて講演しました。東みよしでは、コミュニティスクールという地域と連携した運営に長年取り組んでいて、全国的にも注目されています。テーマは地域づくり、学校づくり、人づくり。まあこれだと、ばくっとし過ぎ…

大河ドラマ真田丸を楽しむ、ちょっとウンチク

大河ドラマ真田丸は、本能寺の変の年(1582年)、武田家の滅亡から始まりました。今回は武田勝頼がすごく人間味ある人物として描かれていて、好演でした。でも、武田家があっという間に滅亡してしまうのを見ると、「信玄のときは戦国最強の軍団って言われて…

(読書ノート)社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門

子どもが病気のときに保育園は預かってくれない、親にも頼れない。仕事もたくさんあるし、どうしようか、テンパってばかり。そんな経験をもったことのある人は僕だけではないと思う。本書「社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門」の著者の駒崎弘…

(読書ノート)ラオスにいったい何があるというんですか?

村上春樹さんの最近出たばかりの新刊、『ラオスにいったい何があるというんですか?』。これは紀行文で、フィンランド、トスカーナ、熊本など、彼が訪れた旅先のエピソードをまとめたもの。あの『ノルウェイの森』を書き始めたというギリシアのミコノス島に…

(読書ノート)平山優『真田信繁』

来年の大河ドラマは真田丸ということで、とっても楽しみです。本屋さんには真田信繁(幸村)関連がすでに盛りだくさん!さて、どれを読もうか、迷っていたのですが、こちら、平山優『真田信繁』。発売されたばかりですが、おもしろくて一気に読みました。真…

(読書ノート)職業としての小説家(3)学校について

村上春樹さんのエッセイ『職業としての小説家』。今回取り上げる章は「学校について」。学校関係の方はもちろん、保護者の方にも一読おススメしたい章です。自身は学校の勉強があまり得意ではなく、むしろ嫌いなことも多かったと回想する村上さん。次のよう…

★本が完成!『変わる学校、変わらない学校』

先日も少しお知らせしましたが、今度本『変わる学校、変わらない学校』を出せることになりました。<概要>「変わる学校」と「変わらない学校」。学校づくりがうまく進む学校と停滞する学校との差はどこにあるのか。“チーム学校”にも不可欠な、学校の組織力…

急な呼び出し電話、のち元気な娘、のち生姜焼き、のち夜の新幹線

今日はなんだか、たくさん電車に乗っています。今も東北新幹線の中ですが、のぞみ700系よりは、PCするにはかなり揺れるような気がします。今日は、小1の次女がお腹痛いということでお昼前に学校から呼び出し。妻も都内で仕事中で、こまっていたところ、妻が…

★本を出します★ 『変わる学校、変わらない学校―学校マネジメントの成功と失敗の分かれ道』

かれこれ5年前くらいから考えていたんですが、こんど学校マネジメント本を出します。タイトルは『変わる学校、変わらない学校』。10月中旬ごろには書店、ネットで買えるようになりそうです。学校教育をどうしたらもっとよくできるのか?みんないろんなこと…

(読書ノート)大田堯・寺脇研が戦後教育を語り合う

戦後70年のこの夏に読むのに、なかなかいい本だと思います。「大田堯・寺脇研が戦後教育を語り合う」はタイトル通り、教育学の大家にして、戦前の教育を肌で知る世代(現在97歳でしょうか)の大田先生と、ゆとり教育や生涯学習を広げたマスター文部省の寺脇…

立ち会い出産で、夫を鍛えよう

こんにちは~。実は、うちの嫁(強妻)のブログ(主に、胎教の話や妊婦さん向けのケア、子育て法など)は、僕のと比べるとページビューがいつも10倍以上あり(そもそも登録読者数が違い過ぎる・・・)、悔しい思いをしております。みなさん、引き続き応援…

(読書ノート)教育という病―子どもと先生を苦しめる「教育リスク」

必読の書などとエラそうに言うつもりはないんだけど、内田良先生の先日出たばかりの新書『教育という病―子どもと先生を苦しめる「教育リスク」』は、教職員や保護者にはほんと強く、おススメです。正直、読むのはかなりしんどい一冊。内容はむずかしくありま…

学校マネジメントの講演@近江八幡

今日は滋賀県の公立小中学校の事務職員さんの研修会に呼んでいただき、ちょっとした講演をしました。最初に、ある学校の実際の経営計画をみんなで読んで、どんなところがよいか、またどんなところが要改善点か(伝わりにくいかなど)を軽くディスカッション…

めんどうな家事は仕事モードでやる

新年おめでとうございます。正月モードももうお終いで、明日から仕事はじめな方も多いことでしょう。うちは、と言えば、帰省していたときはかなりラクだったけれど、洗濯ものはたまっているわ、子どもは毎日動き回るわで、すでに十分仕事モードです。◎初詣に…

(読書ノート)ヒストリエ

やっと出ました。岩明均さんの歴史マンガ「ヒストリエ」。1~2年に1巻しか出ないので、これを機に改めて1巻から読み返しました(最新刊は9)。読みごたえ十分な作品です。このままいくと、終わるまで何年かかるんだ!!という感じはしますが。。。本書…

(読書ノート)学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話

言わずと知れたベストセラー、もうすぐ映画にもなるそうですね。坪田信貴さんの『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(タイトル長い・・・)は、とても面白いし、子育てや学校教育のことを考え直すヒントがたくさんありま…

教師の学歴と生徒の学力との関係

こんにちは。新年度になり、心機一転ですね。これからもよろしくお願いします。僕は先週後半にかぜをこじらし、数年ぶりに高熱でアタマがぼけーとなることもあったのですが、今日は、やっと本なども読む気力が回復してきました。著者のがんばりや成果には敬…

(読書ノート)戦国武将の明暗

戦国時代好きなので、新書などで読みやすい新刊が出るとかなりの頻度で買ってます。本郷和人先生の『戦国武将の明暗』本月出たばかり。本郷先生と言えば、マンガ「センゴク」のアドバイザーや大河ドラマ平清盛の時代考証などもなさっていました。既存の通説…

(読書ノート)残念な教員―学校教育の失敗学①

ちょうど今は卒業式シーズン。先生たちに感謝で涙というシーンもあれば、ああやっとオサラバできるぜ~的な方もいることでしょう。さて、林純次さんの「残念な教員―学校教育の失敗学」は、小中高校の教員の問題点を浮き彫りにして、自身の授業法などを紹介し…

(読書ノート)かくかくしかじか

東村アキコさんの『かくかくしかじか』がマンガ大賞2015をとりました。そしてその発表の今日、最終巻(5巻)が発売というすごいタイミング。かくかくしかじか 1/集英社¥802Amazon.co.jp本書は東村さんの自伝マンガとされています。うちは夫婦でかなり東村…

(読書ノート)佐藤可士和の打ち合わせ

どっぷり250ページ、打ち合わせについてアツく語る本、「佐藤可士和の打ち合わせ」はかなり楽しいし、有益です。ほんと日本のサラリーマン(とくにサービス業、行政や学校も含めて)はどれだけ、”おもろくない”打ち合わせに時間を使っていることか?という問…

(読書ノート)関ヶ原合戦の真実

これだから、歴史のお勉強はタイヘンだ。自分が史実だと思っていたことが、フィクション(=作り話)に過ぎなかった、と言われるのだから。白峰旬さん(歴史学者)の『新解釈 関ヶ原合戦の真実』は、関ヶ原合戦の虚実について解説した本だ。本書の帯がうまく…